パリ弾丸旅行(4) 自転車貸し出しシステム ヴェリブ
■ヴェリブ■
ヴェリブとはフランス・パリ市が提供している自転車貸出システムです。
パリ市内の至る所に自転車のステーション、Borne(ボルヌ)があり、1日、1週間、1年間の利用登録をするとBorneで自転車を借り、他のBorneで自転車を返すという仕組み。
このようなステーションが至るところにあります。
利用登録の際に必要なのはICチップの付いたクレジットカードで、VISA、Master、JCB、AMEXのみ使用可能です。
このような機械で手続きをします。
保証金として150EURの引き落とし許可が条件となっていますが、実際に引き落と
される訳ではなくて、自転車を破損・紛失、24時間以上未返却となった場合に支払義務が発生するというものです。
後は4桁の暗証番号を登録すると薄っぺらい紙が出てきて、この紙に書かれた番号と暗証番号を入力することで自転車を使用することができるようになります。
このBorneの使い方がいまいちよくわからなくて、使用できるようになるまで
結構時間がかかりました。向かいのカフェでお茶をのんでた親切なおっさんがわざわざやってきて教えてくれました。
ようやく使えるようになったと思ったら、うまく自転車がロックから外れなくて
操作をやり直したり。。。結構大変。
そして、使った自転車を返却したのに返却扱いにならない状態になってしまい
このままでは150EUR支払わないといけなくなることに。。。
下記の写真がそうですが、通常ですと返却するとランプがグリーンになるのですが、ずっとオレンジになったままになってしまいました。
ヘルプデスク電話したら、フランス語の自動音声案内(当たり前か)。
観光客だって使うんだから、せめて英語での案内も用意しておいてほしい。
仕方がないので歩いてホテルまで戻って、ホテルのコンシェルジュに事情を説明
してもらうようお願いし、なんとか事なきを得ました。
皆さんもヴェリブを使用するときは注意しましょう。
■日本における自転車貸し出しシステム 東京・丸の内で社会実験■
ちょっとパリの話題からはずれますが、実はおなじようなシステムが日本でも始まろうとしています。
http://www.cyclestyle.net/news/detail/3463.html
仕事で丸の内周辺はよく利用しますので、近いうちに登録してみようと思っています。結構便利かも!!
環境省は10月1日、地球に優しく健康にもいい自転車を使った新しい交通システム「コミュニティサイクル社会実験」を東京・丸の内と大手町で開始した。このコミュニティサイクルは事前に利用登録すれば、誰でも自転車を低料金で自由に利用することができる。海外では広く普及しており、環境対策のひとつとして日本でも今後の発展が期待されている。
初回の登録料は1000円。申し込み当日から利用することができ、乗り始めの30分は無料。その後は30分毎に100円ずつ料金が加算される。この社会実験は11月30日まで行なわれている。
<概要>
●利用可能期間
10月1日:プレオープン
10月2日~11月30日:貸し出し期間 7時~19時、返却期間 7時~20時
●受付登録機関
9月24日~11月23日
●利用料金
初回登録料:1000円
1回ごとの利用料:最初の30分無料、30分以降10分ごと100円、3時間以降5分ごと100円
●設置場所
有楽町電気ビル前(13台)、丸の内ビル前(15台)、新丸の内ビル(37台)、大手センタービル(20台)
●利用申込受付場所
JTBトラベルゲート有楽町、JTB丸の内支店