(1)最近は海外でそのまま使える機種の場合はそのまま使える
(2)携帯電話レンタルを使用する。
(3)現地で使える携帯電話を購入しておく。
の話の続きです。
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私はドコモユーザーですが、ドコモは
http://www.nttdocomo.co.jp/service/world/roaming/
といった海外ローミングサービスを提供しています。
サービスの概要は「渡航先の海外通信事業者のネットワークを利用することで、日本国内でお使いの携帯電話番号・メールアドレスが海外でもご利用になれるサービスです。また、パケット通信が可能な海外通信事業者のエリア内では、iモードやiモードメールがご利用になれます。一部の国・地域では、テレビ電話のご利用も可能です。」ということです。
＜メリット＞
・国内で使っている電話番号、メアドをそのまま海外で使用できる。
・面倒な手続き無しで使用可能。
＜デメリット＞
・FOMAの対応機種が少ないため海外用のレンタルしなければならない。
現時点で海外でそのまま使用できるFOMA機種は5機種です。（N900iG、M1000、NM850iG、、）
したがって、その他の機種を使っている場合はレンタルサービスを利用する事になります。
・通話料がバカ高い。
とにかく高いです。しかも、着信しただけで料金が発生することもありますので注意が必要です。
レンタルですが、ドコモのレンタルサービスは
http://www.nttdocomo.co.jp/service/world/roaming/flow/wing_p_rent/index.html
です。ネットで事前申し込みすると、出発数日前に自宅へ送料無料配達してもらえます。
返却時は成田空港のカウンターで帰すことが可能で、結構便利です。
料金はネットで申し込むと100円（税込105円）/日と、かなり格安ですので、どうせつかわないやーと思ってる人も、一度試しにレンタルしてみれば如何でしょうか？
レンタルした携帯電話に、自分の携帯電話からFOMAカードを差し替えるだけで、海外で使用可能となります。
(3)現地で使える携帯電話を購入しておく
まず前提として、電話機の仕組みの話ですが、多くの国々の携帯電話はGSM方式という方式を採用しています。
この方式では、電話機本体と契約が切り離されています。つまり、契約（＝電話番号）はSIMカードとよばれるICカードに入っており、そのカードを電話機に刺せば、その契約（電話番号）で電話が出来るようになるという仕組みです。
ちなみに日本のFOMAはW-CDMA方式を採用していますが、こちらも同様の仕組みです。携帯のバッテリーをはずしてみると、FOMAカードが取り外せるようになっていることがわかると思います。
ちなみになぜFOMAは海外でそのまま使えないか、その理由の一つは、日本の携帯はW-CDMA方式、海外の国の多くはGSM方式となっているため、日本のFOMAをそのまま持ち出して海外で使うことが難しいからです。FOMAの海外対応機種は、W-CDMA方式とGSM方式の両方に対応しているということなのです。
(3)の現地で使える携帯電話を購入しておくというのは、GSMに対応した携帯電話機を1台用意し、渡航先でSIMカードだけを購入してその電話機に刺せば、行く先々の国で携帯が使用できるようになるということです。
ただ、多少問題点があり、電話機の多くはその国の（またはその電話機を売ったキャリアの）SIMカードしか使えないようにロックを掛けている電話機が多いのです。
例えば今回私が購入したドコモのFOMA M1000ですが、これはGSMとW-CDMAの両方にたいおうしているため、理論的にはこの電話機を海外に持っていって、海外でSIMカード（プリペイド式のSIMカードもあります）を購入して刺せば使用可能になるはずなのですが、ドコモがSIMロックを掛けて販売しているため、ドコモのFOMAカード以外を刺しても使用不可能となっている、というわけです。
したがって、オークション等でSIMロックのかかっていない携帯電話を購入する必要があります。
通話だけで十分というのであれば、ちょっと旧式の機種ですと新品でも5000円程度で購入できます。
私も1台持っています。ただ、今後は短期の旅行の場合は、多少通話料は高いですが、ドコモのM1000をつかおうかな、と思っていますが。
