なぜ修行僧は沖縄へ飛ぶのでしょうか・・・
それは、「安いから」 だと思います。
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沖縄-羽田間の距離（区間マイル数）は984マイルあります。しかし、航空券代金は普通運賃で36,500円。
それに対して、東京-大阪間は距離はたったの280マイルで、航空券代金は20,100円。
距離に対して運賃が非常に安くなっています。
これは、 沖縄に運航する航空機の着陸料や燃料税などを軽減する国の「航空関係等軽減措置」があるためです。
http://www.okinawatimes.co.jp/eco/20070117_1.html
ということで、効率よくマイルが溜まるこの路線に修行僧が集中するわけです。
羽田-沖縄の１回のフライトで溜まるマイルは以下のとおり。（JALの場合）
(1)基本マイル（区間マイルの75%） 738マイル
(2)クラスJ（区間マイルの10%） 98マイル
(3)ダブルマイル（(1)＋(2)） 836マイル
(4)JGPボーナス（(1)＋(2)） 836マイル
(5)eチケットレスボーナス 100マイル
(6)ツアープレミアム（区間マイルの25%） 246マイル
(7)？？？ 148マイル
合計 3,002マイル。往復で6,004マイルです。往復の運賃は、バーゲン運賃28,300円となります。（今はこれよりちょっと値上がりしていますが）
※最後の(7)、JALのサイトでは明細が表示されないのでなんだったのかよくわかりません（＾＾； まあ、とりあえず合計3,002マイル付与されたのは確かです。
今回、私は沖縄３往復したわけですが、その3往復の費用と取得マイルは
費用：14150＊6回=84,900円
取得マイル：3,002＊6回=18,012マイル
＋カード決済2,547マイル＝合計 20,559マイル
上記で説明したフライト関係のマイル以外に、カード決済によるマイルが溜まります。現在はJALカードで決済すると３倍のマイルが付くというキャンペーンをやっていますので、100円=3マイルで計算すると、2547マイルとなります。
というわけで、無意味に沖縄３往復することにより、約2万マイルが得られることになります。
さて、この2万マイルの使い道ですが、やはり一番効率のいい使い方は、特典航空券に換えて飛行機に乗ることです。
JALの場合、2万マイルで行ける場所としては以下のようなところがあります。
＜15,000マイル＞
・日本国内2区間
・日本<->ソウル
＜20,000マイル＞
・アジア１<->日本
・グアム<->日本
（アジア１＝厦門、広州、杭州、上海、瀋陽、昆明、西安、大連、青島、天津、高雄、台北、北京、香港、マニラ）
たとえば、海外初のマイル発券をすると、
・香港-成田
・羽田-石垣
・成田-台北
といったチケットをたった2万マイルで取ることができます。
羽田-石垣は、4,5月の一番安い先得割引でも、週末だと25,300円もします。
まあ、確かに香港あたりへの格安航空券だと、航空会社未定で安いものだと3万円程度のものが出ています。
しかしながら、特典航空券は非常に柔軟なチケットで、発券後の日程変更は何度でも無料で可能ですし、もし旅行中止になったらたった3,000円の手数料で払い戻しもできます。格安航空券は、変更や取り消しをする場合は下手すると航空券代より高い手数料がかかったりしますからね・・・
8万5000円を払って、羽田-石垣の片道航空券＋アジア１-日本間の往復航空券。これを安いと感じるかどうかは人それぞれでしょうけど。
上記は近距離国際線でのマイル使用例ですが、最も効率の良いマイルの使い方としては、やっぱり長距離路線でビジネス・ファーストクラスでのマイル使用ということになります。たとえば、日本-ヨーロッパのFクラスはたったの12万マイル。もし普通に航空券を購入すると、100万円近い価格ですよ。
と、まあ、長々とマイルをためるために修行することについて書いてきましたけど、要するに旅行に興味が無い人にとっては、マイルためても意味無いってことなんですけどね（笑
（あと、実際にはマイルをためる目的以外に、上級会員ステータスを維持するという目的で修行をしてます。どちらかというとこちらが修行の主目的なんですけどね）
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